進撃の巨人を大人買いした

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アニメを見て進撃の巨人にすっかりはまってしまったので、原作12巻発売に合わせて大人買いした。

 

 

第1巻を読み始めて最初の感想は「噂には聞いてたけど、予想以上に絵が下手だな・・・」だった。純粋な画力という意味では、ほんとに上手くない。けど、3話くらい読み進んだ段階でまったく気にならなくなった。それはストーリーが面白いのはもちろんのこと、描かざるを得ない衝動とどうにかして表現したいという熱さが絵から感じられたからだと思う。演奏は荒いけどかっこいいロックバンドみたいな感じかなと思った。

途中まではTVアニメで見てストーリーを知ってたにも関わらず、引き込まれるように読むことができてほんとに類まれな才能だなと思う。グロテスクな描写や深い絶望が突き刺さるような展開が多くて読む側にもかなりのエネルギーを要求するけど、話が進んでいろんなことが明らかになるに従って深まる謎が牽引役となって読むのを止めることができなくなってしまう。すごい作品だなと思った。

 

富野由悠季が「進撃の巨人は絶対に読みたくないし、評価もしたくない」と発言したと話題になっていたけれど、ZガンダムやVガンダムを作ったお前がエログロでダメ出しするなと言いたくなる(笑)。まぁ富野の発言を読むと作者のことはかなり褒めてるので、単なるツンデレかなっていう感じもするけど。

富野が言うように【「進撃の巨人」を描かねばならなかった彼なりの理由が垣間見える】というところがこの作品の熱さの核にあると思うんだけど、作者の諫山創がインタビューの中で「生活できるかどうかの危機感はなくなったかわりに、そういう危機感の感覚自体を失ってしまう危機感というのがあります。 」と語っているように、ヒットしてしまったことでその熱量が失われてしまわないかどうかが心配かも。別の作品を書く時は作家として熟練した手腕を見せて欲しいなと思うけど、進撃の巨人だけは初期衝動を貫いて欲しいと願っています。

 

ちなみに12巻は限定版でDVDがついてくるというのでそちらを購入。DVDにはTVアニメでは割愛されていた「イルゼの手帳」のエピソードがアニメ化されて収録されていて、そっちもとてもよかった。何よりOPが紅蓮の弓矢だったのが燃えた。

 

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