ドビュッシーを聴き比べてみた

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クラシックに関しては好きな曲や作曲家はいるものの、ちゃんと聴き込んだことはありませんでした。(ちなみに曲ではパッヘルベルのカノンとジムノペディが、作曲家ではラフマニノフとストラヴィンスキーが好きです。)

しかし身近にクラシック好きな人がいることが分かったので、共通の話題にもなるだろうしいいきっかけだなと思い、ちゃんと聴き込んでみることにしました。

そこで最初に聴いてみることにしたのがドビュッシーです。ドビュッシーがクラシックなのか現代音楽なのかって問題がいきなり出てきそうですが、それは一旦置いといてドビュッシーです。

 

 

店頭で1時間ほど悩んで最初に買ったのがモニク・アースのこの1枚。選んだ理由は定番となってる音源だということと、2枚組で2000円程度と安かったこと。

家に帰って聴いてみた印象は「繊細でロマンチックだなぁ。」という感じ。もちろん曲によりけりだけど、全体を通してロマンチックな印象が強いなと思った。初めてちゃんと聴いたドビュッシーなので、この演奏を基準に他を聴いていくことにする。

 

他の演奏も聴いてみようと再び店頭で1時間ほど悩んで買ったのがミシェル・ベロフのこの1枚。理由はいろんなレビューを見てると定番扱いされてて評価も高かったこと。

帰宅して再生してみてびっくり。まずモニク・アースの弾いてる音源とはテンポが全く違う。さらに余韻の残し方、間のとり方、音符の繋ぎ方など同じ曲とは思えないほどに違う。ベロフの演奏は個々の音がはっきりと発音されててキレがある感じ。好みの問題だろうけど個人的にはもうちょっとふわっとした音色の方が曲に合うかなと思った。

 

さらに聴き比べるべく買ったのがアレクシス・ワイセンベルクのこれ。理由は初期のドビュッシーの曲ではワイセンベルクの演奏が完全すぎるっていうツイートを見かけたから。

個人的にはこれがものすごくよかった。音の響きがまずとても澄んでいて楽曲と合ってる。緩急の付け方、ダイナミクスレンジの広さとナチュラルな音量の変化が他のものよりもすごい。そして速いパッセージでも優しいタッチで流れるように歌うように紡がれていて美しい。確かにこれは完全だと思った。

 

こんな感じで今のところドビュッシーの初期作曲の曲を3人の演奏で聴き比べてみたわけですが、同じ曲を演奏者で聴き比べるだけでこんなに面白いとは思わなかった。ちなみにリンク先のAmazonのページで全ての曲が少しずつ視聴できるので、聴き比べてみると面白いと思います。

 

クラシックについての文脈の中で【解釈】という言葉がよく出てくるのがイマイチよく理解できなかったんですが、こうやって聴き比べてみることで同じ楽譜からでも【解釈】の違いで多様な作品が生まれることが分かりました。

これ、ドツボにはまると散財するパターンのやつや・・・と思っていろいろ検索した結果、音質はそれほどよくないもののパブリックドメインになってる音源がたくさんあるようなので、その辺りでいろんな曲を聴いてみようかなと思っています。

クラシック音楽mp3無料ダウンロード 著作権切れ、パブリックドメインの歴史的音源

IMSLP ペトルッチ楽譜ライブラリー

 

ちなみに今回聴いたドビュッシーの曲の中では「ベルガマスク組曲 前奏曲」が一番気に入ってます。次は「月の光」かな。ベルガマスク組曲は全般的にとても好みでした。

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