脱MP3への道

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多くの人がそうであるように僕も今は主にMP3で音楽を聴いています。MP3は非可逆圧縮なので、圧縮前のデータを再現することはできません。当然ながら音質は劣化します。

Raspberry Piをメディアサーバにしたので、ついでにPCオーディオについていろいろ調べていたら、最近は手軽に高音質音源を聴ける環境が整ってきてるらしいことを知りました。

そこでもっといい音で音楽を聴く方法を試してみました。

劣化させずに音楽を聴くだけなら圧縮せずにWAVEファイルで聴いてもいいのですが、曲名やアーティスト名などタグを扱えないのは管理が面倒なので、タグを埋め込める可逆圧縮フォーマットについて調べてみました。ちなみに可逆圧縮は圧縮前のデータを完全に再現できる圧縮方法です。

Wikipediaの可逆圧縮の項目を見ると、音声圧縮に関してはWindows Media Audio Lossless、Apple Losslessなど様々な可逆圧縮フォーマットが登場しているようです。今回はその中でフリーで使えるFLAC(Free Lossless Audio Codec)を使って音楽再生を実施してみました。

今まではCDからmp3データを作成するのにiTunesを使っていたのですが、iTunesはFLACに対応していません。FLAC対応のソフトはいくつかあるようですが、今回はFLACをお試しで聴いてみたいという意図なので、iTunesと同じようにお手軽に変換と再生を行えるMediaMonkeyというソフトを使ってみました。

具体的なやり方はCar Watchの記事を参考にしました。

 

実際に変換が終わって、同じ曲でMP3とFLACを聴き比べると音のふくよかさの違いに愕然としました。音像や音場が全く違う。MP3はコンプレッサーがかかったみたいに真ん中に音が集まって聞こえるのに対して、FLACは広がりがあって音がそれぞれの持場に分かれて鳴ってる感じ。

ストレージ容量に限りのあるモバイルデバイスはMP3でも仕方がないかなと割り切れなくもないですが、手抜きしてたせいで家でもこんなに劣化した音を聴き続けてたのかと・・・。元々バンドやってたのに何やってたんだ自分と、悲しい気持ちになりました。

 

FLACを家で聴く際にはMediaMonkeyで再生したり、前回のエントリーで紹介したRasspbmcなんかでも再生することが可能です。

スマートフォンで聴く場合は、基本的にiOS/Android共に有料アプリを購入する必要があります。iOSではFLAC Playerというアプリが、AndroidではPowerAmpというアプリが使えます。またAndroidに関してはSonyの新しい機種で再生が可能なようです。

スマートフォン以外の携帯用音楽プレイヤーだと、SonyのWalkmanの中に再生可能な機種がありあす。また専用のプレイヤーも発売され始めているようです。

 

AppleはiPodとiTunesでMP3を流行らせましたが、ある意味では音楽をファストフード化して殺す結果になったのかもしれないなと思いました。いい音楽はいい音で聴くと感動が違います。ぜひ一度体験してみてください。

 

 

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