GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊

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新作「攻殻機動隊ARISE」の制作が発表されたり、期間限定でシリーズ1つ「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」が無料公開されたりと再び話題になっている攻殻機動隊。

概要と断片的な知識はあるものの、実は見たことがなかったのでこれを気に見てみようと劇場版をレンタルして見てみた。

後追いな僕としてはPSソフトのクーロンズゲートとマトリックスを足したような感じを受けたけど、実際は攻殻機動隊がマトリックスに影響を与えてるんだよなぁ。生命とはとか、意識とプログラムの境目とか、プラグを直接首に挿すシーンとか、ほんとに感触が似てるなと思った。

インターネットが普及した今なら想像できそうな内容だけど、1991年にこの原作を描き上げた士郎正宗はすごいなと心から思った。AKIRAもそうだけど、1980~1990年台の方が未来に対してのロマンみたいなものがあって想像力豊かな作品が多かったんじゃないかなという気がする。今は技術が発達しすぎて、SF的な意味では現実の枠組みから飛び出すような想像力が発揮しにくい時代なのかもしれないとも思った。

実際に視覚障害者や聴覚障害者の脳に電気信号を送って認識させるといったことが現実の取り組みとして行われていたり、光学迷彩が研究されていたりと、SFの世界が現実になりつつある今だからこそ再評価される作品なんだろうな。

Youtubeで公開されてるのもがんばって見てみよう。

 

※クーロンズゲートはゲームアーカイブスでダウンロード版販売もあるみたい。

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GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 への2件のフィードバック

  1. 偽一休 のコメント:

    順調に記事数増えてるようで祝着至極でござりまする(笑)。

    甲殻というかこの系統の系譜を紐解くとディック原作の「ブレードランナー」(’82)とギブスンの「ニューロマンサー」(’84)に行き着きますな。

    その「ニューロマンサー」をそのままは映画化できなかったので、出来たのが「MATRIX」(’99)と言われていて、確かにこれみてからでないとニューロマンサーは読んでて視覚的なイメージ描きずらかった。

    そのMATRIXとニューロマンサーの間を埋めるのがこの「GhostInTheShell」(’95)ということになろうかと。個人的には士郎正宗作品というより押井守作品のテイストが強いと思います。
    (オープニングの素子が落ちていくシーンなどMATRIX RELOADEDでまんまやってますな)

    続編の「イノセンス」(’04)は一層押井色が強くなってます。

    そしておそらくそのあとを系譜的に埋めることになるのが、伊藤計劃の「虐殺器官」(’07)。

    ちなみに書いておられるような「現実のほうがSFを追い抜かしてしまった」感をうけて書かれたのがまさにこれらの作品で、一部ではそういう感覚がいわゆるサイバーパンクというジャンルの土壌となったと捉える向きも。
    (これをギブソンと同時発生的にこれを国内で担ったのが大原まり子という話もあります)

    のいずさんあたりなら「ニューロマンサー」か「虐殺器官」は面白いかもしれない。
    意識とプログラムの境目・・・的な部分をもっといくのなら「イノセンス」もオススメします。

    こういう個人的な視点あ感覚を開陳してくれるエントリは読んでて面白いですな。
    これからも勉強系記事ともども期待しております。長文駄文失礼。

    • redwell のコメント:

      コメントありがとうござりまする。
      Wordpressに移って初めてコメントもらいましたw

      「ニューロマンサー」は某強面兄弟の兄の方が
      すごくオススメしてた記憶がありますな。
      年内には読んでみたいと思います。

      「イノセンス」は何度も名前を見かけて気になってるので
      近いうちに見てみたいと思います。

      そして大原まり子も近い感じがありますね。
      僕は意外とこういうの好きなんだなと思いましたw

      一応「ITを中心に様々なことを扱うblog」なんで(笑)
      ITものが中心になるかなと思いますが、
      こういうのもたまには書くようにしますです。

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